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ドライな職場。 修身と論語。 [感じたこと]

会社愛とか会社に尽くす精神というのは
一昔の価値観です。

忠誠心というのは
孔子の論語や武士道で大切にされているものです。

論語は今でも読んで非常に道徳的な書物で
いろいろと勉強になると思います。

戦前は修身という教科書にも忠誠心を持つことを謳ってました。
最近ではネットで修身が古き良き日本的だと話題になっています。

でもそんな大切な忠誠を誓っても今は会社に
いや!社会に裏切られそうな世の中にあるんじゃないかと思います。
派遣制度とリストラの登場です。

派遣もリストラも合理的な部分だけを重視した政策としか思えません。

あたかも従業員を機械かなんかだと思っていて
老朽化したパーツやいらない部品を取っ払ったり
付け替えたりするような感覚を覚えます。

孔子の論語では民衆と政治家の信頼が特に大事だと
書いてあります。

でも派遣制度とリストラは会社と社員の信頼を強めるものだとは
とても思えにくいです。

むしろ会社と社員の心を離してしまうものだと思います。

失敗したらすぐ部下の首を切る曹操となにが違うのかよくわかりません。

だから派遣制度とリストラは恐怖政治ですよ。

グローバル化や苛烈に競争する企業間の争いでは
会社は家族だなんていう生ぬるいことは言えないのかもしれません。

だがしかし、社会や政治家が派遣制度とリストラの憂き目にあっている人を
見捨てていいとはなりません。

会社はドライでも社会がドライじゃあ国が殺伐として
活気がなくなると思います。

日本自体が活気を失いそうな気がしてならないです。

会社はもう昔みたいに潤沢な福利厚生で社員をバックアップするなんていうのは
コストが高くつきすぎてできないと思います。

だから社会をもっとクッション性のあるものにしてほしい。

今回の都知事選は人の暮らしをよくするチャンスだと思います。

このブラック企業がはびこる世の中にそれに拍車をかける人と
ブレーキをかけてくれる人をちゃんと見極めないと
東京都ですら世界に誇れない街になります。


最後にもう会社に精神的な充足を期待する時代は終わったように思います。
精神の充足は自分で作る趣味などで安定的に得る方がいいと思います。

生活の中で心の充足を求めた方がいいと思います。
会社は労働と対価としての賃金をもらいに行く場所というだけでいいです。

そうじゃないと損しますよ。

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