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シェアハウスと都営住宅とマイホーム [政治]

夢のマイホーム。

なんていうのは幻想になりつつある。

いつ会社が倒産するかわからないのに
長期ローンという博打を打つひとはなかなかいない。

そして東京は大規模地震が来るのではないかと言われている。
ますます家を買う人は減るだろう。

一方、派遣やフリーターや就職氷河期で若者には金がない。

そこで最近若者がシェアハウスに共同生活するのが
メディアでいろいろと取り上げられている。

ギークハウス、渋家などなど
面白そうな感じを謳ったシェアハウスが出てきてる。

シェアハウスは一般にはルームシェアのようなもので
家賃や生活費を住んでるみんなで割り勘しようみたいな感じ。

なぜシェアハウスが増えたのかを考えたい。
そこでピンと思ったのこれ。

都知事選の宇都宮けんじさん曰く、
14年間も東京では都営住宅の建設がされていない。
(ソース:http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/21/utsunomiya-tokyo-governer_n_4635683.html

都営住宅とは低所得者向けの住宅だ。

これが14年間も建設されず今はもう都営入居者待ちが
何十万人といる。

もう都営住宅を手に入れるのは至難の業である。
かなり運がいいと手に入らない。
高嶺の花になってる。

そこでおそらくだが家賃や生活費を浮かすために
若者は共同生活を始めたのかもしれない。

金持ちのシェアハウスは聞いたことがない。
だから収入とシェアハウス率は反比例すると思う。

もし都営住宅などの住宅支援がもっとあれば若者は
集まってシェアハウスしなくても生きていけるのではないだろうか?

シェアハウスというのどうも僕には窮屈だ。
やっぱり一人で落ち着ける空間は必要だと思う。

シェアハウスのような人との付き合いじゃなくても
都営に住んでたまに連絡してお茶でもして雑談したり
公園でキャッチボールするくらいの距離でもいいと思う。

正直シェアハウスで共同生活するのは息苦しいと思う。

自分の空間があるのは大切だと思う。

住まいというのは大切だよ。

なぜマイホームを持つことが夢なのだろうか?

それは家を持ってると安定した収入やいい仕事についているという
アピールにもなるというのは経済的な側面だけど
今はその2点を満たしてないと家を買えない。

人間として家を持つことはそもそも当たり前じゃないのか?

話は飛躍するが縄文人だったらまず家を建ててから
狩猟なり土器をつくるなり仕事をするだろう。
(勝手に縄文人の気持ちになって考えた)

今は仕事をしてからじゃないと家が手に入らない仕組みになっている。

家ってそんなに大事なんだろうか?

何十年も働いてからローン組んで手に入れるようなものなのだろうか?

確かに家は大事である。
自分や家族や家財を内包できる空間が必要だし。

だからと言って何十年間も働きしかも高収入でないと
手に入れられないほど家は高級なものであっていいのだろうか?

この国は家の価値がバカ高い気がする。
プライバシーや生命や財産を守る家が
かなり頑張らないと手に入らない。

水道や電気やガスのように当たり前に今の生活になくてはならない家が
そんなにシャカリキになって手に入れられないのはどこかおかしい。

人は住まいがないと生きていけない。

ならもっと人は気軽に家に住めるべきだと思う。

自分でシェアハウスを選択したならいいけども
お財布にやさしいから仕方がなくシェアハウスせざるを得ない人には
もっと気軽に家に住める制度がいると思う。

都営住宅増えてほしい。
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